「米国初のベーシックインカム」超予想外の成果
東洋経済オンライン
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「受給者は、毎月500ドルの追加収入を得ることで、よりよい給与を求めてパートタイムの仕事からフルタイムの仕事へと転職に向けた活動がしやすくなったり、失業中、交通費など、求職活動に必要な資金をまかなうことができ、就職につながりやすくなったとみられる。」
注目のコメント
ベーシックインカムを福祉政策の一種と誤解する論調がまだまだ日本では根強いが、それは、間違った認識。ベーシックインカムは、人間の尊厳のための「基本的所有権」と規定して、「社会配当」ないし「国民配当」あるいは、アンドリューヤンがいうように「自由配当」と再定義される必要がある。基本的所有権があれば、この実験でもわかるように(フィンランドでも同様の結果があった)労働意欲などは、ベーカム支給によって向上している。人間的尊厳の基礎が安定すれば、自然に社会参加への意欲は引き出されるというわけだ。このあたりの、たとえば、アンドリューヤンの論理は、以下を参照。『普通の人々の戦い』(那須里山舎)www.amazon.co.jp/dp/4909515038
受給者は健康状態が向上しただけでなく、就活がしやすくなってフルタイム勤務が大幅増となった。実験資金は個人寄付でまかなわれた。推進した市長は落選した。・・・いろいろ面白い。