DX時代に必須のスキル再開発「リスキリング」、迅速に行わなくてはいけない理由 - 「DX人材」採用・育成最前線
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・DXの本質は、デジタル技術でビジネスモデルの革新を図り、営業の現場、製造や流通の現場、人事や総務や広報等の本社業務の現場、さまざまな現場で、仕事の進め方を変えること。そのため現場で働く多種多様な人々が、新しいスキルを求められる。仕事の進め方が大きく変わるDX時代でも、成果を発揮し続けられるように新たなスキルを獲得することが「リスキリング」なのです。
・DX時代の人材戦略の例としてタクシーの配車アプリがある。配車アプリを導入した会社でも客よりドライバーがアプリを使いこなせない場合もある。しかし、価値を提供する新しいデジタル手法を社会が使いこなすという意味で、これもDXの時代に必要なスキルの話。新技術が導入されたとしても、第一線の人々がその使い方に習熟していなければ顧客に提供する価値は低下する。DXの結果、顧客への提供価値が下がるのでは本末転倒。その意味でも、DXとリスキリングは車の両輪なのです。この例はとても日常的な場面を切り取ったものだが、これがありとあらゆる階層で起こる。それがDXのもたらす変化であり、だからこそリスキリングがあらゆる階層のあらゆる人々に必要である。
●専門家に任せるだけでなく、デジタル技術を既存の仕組みに導入させるためには各々が新しいスキルを身に着けていくことの重要性を認識しました。