3月下旬、直径数百メートルの小惑星が地球から200万kmの距離まで接近する
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”小惑星の接近”というキーワードのニュースは、タイトルだけ見ると私も地球に衝突する可能性が頭をよぎったり、何か昔の映画のアルマゲドン的状況が思い浮かぶ。しかし、記事にもあるが、この小惑星2001 FO32についてはその可能性はとても低いだろう。この惑星は2021年に発見され、20年以上観測され続けているとある。小惑星の軌道決定と軌道予測は、観測データが多ければ多いほど精度が高くなる。2001 FO32についてはかなり正確に軌道を把握できていると考えられる。
小惑星の接近は、地球からレーダーで観測できるため科学的に貴重な機会です。わざわざ宇宙探査機を送り込まなくても向こうから来てくれるのですから。200万knは月の5倍の距離なので衝突の心配はいりません。