Beeple NFT Fetches Record-Breaking $69 Million in Christie’s Sale

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注目のコメント

• 中村 ガクシ

  proproアーキテクト | 元ファンドマネジャー

  ・2021年03月12日

  NFTを使ったデジタル作品への投資額が急伸、著名デジタルアーティストBeepleの作品がダリやゴーギャンを上回る70億円超で落札されたとのこと。NBAは名シーンの動画を販売するTop Shotというサービスを展開中、1月末に$71,455で落札されたLeBron Jamesが故Kobe Bryantに贈ったダンクシーンには$208,000の時価が。
  
  https://www.nbatopshot.com/
  
  昨年末、ボブ・ディランがユニバーサルにこれまでに作った曲の権利を売却したとき個人の楽曲投資が広まっていることについて書きましたが、NFTは楽曲に最も適しているような気がします。先週金曜、Kings of Leonは$50で新アルバムをNFT発売。
  
  https://www.yellowheart.io/
  
  NFTがより柔軟な著作権の取引を可能にし、楽曲のオーナーシップとサブスク利用の間を取りもつ役割を果たすようになったら非常に面白いでしょう。借りる人がいるからこそ物件所有に意味がある、すなわちセカンダリ市場が生まれるからこそプライマリ市場が成り立つという意味で不動産市場に似ています。
  
  
  ちなみに価格高騰自体は本質的なポイントではなく、キャッシュフローの裏付けをもとに価格形成されることのほうが遥かに重要。投機商品として出回ることよりブロックチェーンのユースケースとして成立するかどうかのほうが重要なので、その意味では人為的にボラを抑える仕組みが登場してもよさそうです。