日本発の貿易DX ブロックチェーン技術活用のプラットフォーム
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注目のコメント
貿易情報連携プラットフォームの構築に至るまでのストーリーです。
輸出者、輸入者、銀行、物流、監督官庁、・・・貿易に関わるプレイヤーは非常に多岐に渡り、業務内容の複雑性から簡単に電子化して効率化できる業務ではありませんでした。貿易業務の課題に対して、多種多様なステークホルダーが参画して検討・検証を重ねて新たな社会インフラが誕生するまでの道のりを追いました。貿易業務と親和性があり、キーとなったのは「ブロックチェーン」。関係者へのインタビューをもとにこの取り組みをまとめています。ブロックチェーンの技術を有効に活かすことができる領域だと思います。将来貿易における「CAFIS」的な立ち位置になるのではないでしょうか。
ただ、決済とは異なり、貨物という現物を捌く業務の効率化のため紙を完全に切り離すのは難しそう。実現した際に現場のオペレーションがどのように変わるか注目したいです。輸出側、輸入側、物流関係各社、が現状の煩雑な手続きをDX化出来ればと頭を悩ませている所ですよね、実現出来れば素晴らしいにつきます。
ただ、やり取りする金額が大きいので些細なミスが致命傷になる場合が多く、実際に紙を出力して内容を確認するという作業は無くならない気がする。