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北朝鮮新型ミサイルを疑問視=「発射可能か不明」―米軍司令官

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    拓殖大学大学院 客員教授

    「パレードで新しい軍事能力を公開するのは効果的な広報戦略だが、発射能力があることとは必ずしも一致しない」と在韓米軍のエイブラムズ司令官が述べた。確かに(1)北朝鮮は北極星3(2019年10月2日に試射)、北極星4(2020年10月10日、軍事パレードで公開)、そして北極星5(2021年1月15日、軍事パレードで公開)と潜水艦発射弾道ミサイルの存在を誇示してきたが、開発速度があまりにも速すぎる。(2)潜水艦発射弾道ミサイルとしては大きすぎるので、実際に発射器を備えた潜水艦が完成したのかどうかは不明。(3)実際に北朝鮮は潜水艦からSLBMを発射したことはない。(4)SLBMを保有して報復能力を完備したとの説明が完璧すぎて、核戦略の理屈を備えることを急いでいるように見える。
    以上のような議論を国際社会が続けると、北朝鮮はSLBMの試験発射を準備する可能性がある。


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