自民 「選択的夫婦別姓」作業チーム新設 議論再開へ
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注目のコメント
そもそも論やけど、夫婦の姓をどうするかって国が管理すべき項目なんか?国としては姓や結婚云々よりも、各自がきっちり納税して、それを還元することが最優先されるべき機能ちゃうの?極端な話し、国民に背番号を交付してしもたら、その人が田中を名乗ろうが、石橋を名乗ろうが勝手でええやん?こんな事をフェミニズムに結びつけて議論してる時点で、日本のフェミニズムの限界も見える。もっとマクロに視点から見て議論せんと。
明治憲法への回帰を公言する日本会議に属する自民党議員が、「選択的夫婦別姓」をまともに議論できるのだろうか?
男女同権を否定し、戸主制を認める以上、夫婦別姓を承認する余地はないはずだ。
「選択的夫婦別姓」の議論は、日本会議の根底を揺るがすことになりなしないか(余計なお世話だけど)。何度でも書きます。
選択的夫婦別姓にしても、誰も困らないじゃないか?
少なくとも私は困ります。
ちなみに私は選択的夫婦別姓には賛成しますが、議論が浅いので賛成しかねると言う立場です。
選択的夫婦別姓にすれば「姓(せい)」に関して生じている問題の「根本原因」が解消される訳ではありません。
あらゆる問題には、根本原因があります。
選択的夫婦別姓の議論では、問題の根本原因に議論が至って無いのだと感じます。
だから私は【議論に反対】なのです。
本当に「賛成か反対か」といった【二者択一の単純な議論】なのでしょうか?
諸問題の根源は、
「明治政府により導入された【戸籍】と【姓(せい)】と言う新しい概念や新しい仕組みがボンクラだったので、100年近く経った現在で問題が顕在化した」
という事だと思います。
江戸時代以前には、戸籍や姓(せい)と言う概念は存在しません(江戸時代以前の姓は"かばね")。
ここから考え直さないのでは、基本設計がボンクラなのに、そこにパッチワークをするようなものです。
今から新規にシステム構築するのに、Windows3.1をOSにしてパッチを当てて対応しますか?
(Windows3.1が"当時"にボンクラであったと言う意味ではない。念のため。)
政策検討は、
「 (1)問題の発覚→(2)事実の確認→(3)原因の特定→(4)課題の抽出→(5)対策の検討→(6)インパクトの調査→(7)政策の決定 」
という形で進めなければなりません。
近年、どうにも (1)問題の発覚→(7)政策の決定 のような安直な脊髄反射な政策が目立つように思います。
本件も、まさにそれ。
【根本原因は何か?】と言う観点から、私の意見を以下の記事にまとめました。
https://note.com/sugimotomasaya/n/n6feb5b97ee84
(一部編集して再掲)