[9日 ロイター] - 米ボーイングは9日、2月の納入が22機で前年同月(17機)を上回ったと発表した。また、新型コロナウイルスワクチン配布で航空会社の信頼感が改善し、純受注は14カ月ぶりにプラスとなった。

ワクチン接種は飛行機による移動の回復を後押しすると期待されており、航空機メーカーにとって恩恵となる。

ボーイングによると、2月の新規受注は82件で、今年これまでの受注件数は86件となる。

2月の変更やキャンセルは約50件だったものの、キャンセルを差し引いた純受注は31機で、2019年11月以来のプラスとなった。

2月の受注はユナイテッド航空の737MAX25機、公表されていない航空会社の737MAX14機、米空軍の空中給油・輸送機KC-46の27機など。