フォルクスワーゲン 2030年までに欧州販売の7割を電気自動車に
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BEVだけで7割が可能かどうかは別として、事実、既に、欧州のEV+PHEVのシェアは日本より確実に多い、ドイツでは2割くらいだし、フランスでも1割程度、北欧においてはスウェーデンで3割、ノルウェーでは7割超えています。
それに引き換え、日本のの昨年のEV+PHEVは1%にも届かないのです。
(ちなみにEVとPHEVはほぼ同数です)
2010年に出した政府目標は2020年で15~20%でした。
日本は掛け声ばかりで実績を伴っていない。でも欧州や中国は確実に実績を上げています。
2010年には世界にはリーフやi-MiEVくらいしかちゃんとしたEVはなかったのに。
今の日本の状況では私もEVを買いたくないし、買える状況ではないです。
他でもコメントしたのですが、自動車メーカーだけでどうこうできる問題じゃないんだと思っています。
「政府目標は、政府による積極的なインセンティブ施策(開発・購入補助、税制、インフラ整備等)によって実現を目指す普及目標である。 」
と言っています。
https://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/11609b02_02j.pdf
注目のコメント
まさにダブルアップ作戦。VWブランドで欧州75%、中国、北米50%とは驚きだ。政府の政策拡大を煽るが如くのEV強気経営。今回、北米を50%に引き上げるところは大きな変化として注目。ソフトウェア強化戦略も注目点である。世界のEVシフトは想定以上に早い転換を目指している。
日本でも2030年代中盤には新車の100%を電気自動車にするという方針で調整されていますが、例えばイギリスは2030年までにガソリン車の販売を禁止、2035年までにハイブリッド車を禁止するという目標が設定されています。これから10年で一気にEVやPHVが増えていくので、akippaの駐車場は充電スポットも兼ねる存在に進化していく構想もあります。
以前も書きましたが、
実際の所欧州では誰も電動車なんぞ作りたいとは思ってないし、
ほとんど誰も電動車なんぞ買おうと思ってないでしょう。
BEVじゃアウトバーン200km/hで巡航して、150kmおきにで充電。
ディーゼルなら、ノンストップで1000km行ける。
クルマで長距離移動するのが当たり前の欧州で、こんなんじゃBEVは使えない。
ソレでディーゼルより高いEVを誰が買うかって話ですから。
しかし欧州で企業平均燃費CAFE規制がキツくなり、規制クリアできないと罰金払わなきゃいけない。この罰金が半端ない。
元々数の出るディーゼルの燃費向上させつつ、電動車も(大して売れなくても)ラインナップしますよ、でCAFE規制になんとなく合わせていく方向だった。
ところが、ディーゼルはVWのチョンボ(ハメられ)で厳しくなった。おかげでガソリン車販売が増えて企業平均燃費は悪化。
そこにCAFE規制もキツくなる。
ならば、売れない電動車売る為の補助金を出せ。
と言うVWの宣言ですね。