[東京 5日 ロイター] - みずほ銀行は5日、先月末に起きたシステム障害を受け、既存の預金口座をデジタル口座に移行する作業を見合わせると発表した。再開時期は改めて決める。

みずほ銀は今年1月中旬、紙の通帳を発行しないデジタル口座の取り扱いを開始。1月末時点で1年以上記帳していない口座を自動的にデジタル口座に切り替えるとし、2月下旬から3月上旬に作業を進める予定にしていた。

みずほ銀は2月28日、全国に設置するATM(現金自動預払機)の大部分が使えなくなる障害が発生。定期預金取引のデータ移行作業中にメモリーが不足したことが原因で、インターネット取引でも不具合が起きた。