■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 108.25/27 1.1948/52 129.35/39

NY午後5時 107.97/98 1.1966/70 129.25/29

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の108円前半。ドル は米長期金利の一段高や、株価の下げ幅縮小でリスク回避ムードが和らいだことを背景に、午後3時過ぎに 108.21円と9カ月ぶり高値を付けた。ユーロは1.19ドル半ばで軟調。弱い方向に潮目が変わった との指摘も聞かれた。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 28864.32 -65.79 28725.48 28308.57─28867.83

TOPIX 1896.18 +11.44 1876.85 1859.88─1896.18

東証出来高(万株) 143043 東証売買代金(億円) 31752.03

東京株式市場で日経平均は続落。米長期金利の上昇が嫌気されて朝方は売りが先行し、一時は600円を超す下落となったものの、直近の急な下げに対する警戒感から買い戻しが活発化。後半は戻り歩調となった。輸出関連株にとっては、円安も好材料だった。TOPIXは前日比プラスで大引け。

東証1部の騰落数は、値上がり1352銘柄に対し、値下がりが753銘柄、変わらずが89銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.014%

ユーロ円金先(21年6月限) 100.050 (+0.005)

安値─高値 100.040─100.050

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.014%になった。前営業日(マイナス0.016%)からやや上昇した。「強い資金調達意欲に週末要因が加わり、じわりとレートは上昇している」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は強含み。

<円債市場> 

国債先物・21年3月限 151.50 (+0.50)

安値─高値 150.79─151.88

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.085% (-0.050)

安値─高値 0.150─0.070%

国債先物中心限月3月限は前営業日比50銭高の151円50銭と急反発して取引を終えた。一時151円88銭まで上昇し、安値からの日中値幅は1円9銭。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比5bp低下の0.085%。一時0.070%と2月15日以来の低水準を付けた。日米中央銀行のトップの発言で現物、先物とも乱高下した。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.00─-0.09

3年物 0.00─-0.09

4年物 0.02─-0.08

5年物 0.03─-0.06

7年物 0.08─-0.01

10年物 0.17─0.07