[ワシントン 4日 ロイター] - バイデン米大統領は4日、多額の資金を投じて老朽化した国内インフラを再構築する計画を巡り超党派の議員団と協議を開いた。議会は増税や新たな歳入源の確保に慎重なため、どのように財源を見いだすかが大きな課題となる。

協議にはハリス副大統領とブティジェッジ運輸長官も参加。下院から運輸・インフラ委員会のピーター・デファージオ委員長(民主党)と共和党トップのサム・グレイブス議員などが加わった。

バイデン氏は会合の冒頭で、米国が「インフラで再び世界の先頭に立つ」ことを目指すと表明し、そうなれば「世界での競争力も格段に向上する」と強調した。ホワイトハウスはバイデン氏が目指すインフラ関連支出やどのように財源を確保するかについてまだ明らかにしていない。

デファージオ氏は会合後、バイデン氏は「できる限り迅速に動きたいと考えている。非常に大規模な計画を望んでおり、復興策の鍵になると感じている」と述べた。

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