[東京 5日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比204円63銭安の2万8725円48銭と続落した。その後も下げ幅を拡大し、現在300円前後下げての推移となっている。オーバーナイトの米国株式市場ではパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言に失望が広がり、主要3指数が下落。東京株式市場でも軟調な流れを引き継ぎ、ハイテク株を中心に売り優勢となっている。

東証33業種別では、海運業、不動産業、情報・通信業などの26業種が値下がり。鉱業、石油・石炭製品、食料品などの7業種は値上がりとなっている。個別では、指数寄与度の高いファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、半導体関連の東京エレクトロンが下落。3銘柄で日経平均を約180円押し下げる要因となっている。