大阪府・市の「広域行政一元化」可決へ…都構想の代案
読売新聞
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二重行政になっている部分はこうやってどちらかに統合するというのも一つの手だし、むしろそれぞれに特徴がある形で選択肢として提供して、多様性を担保しつつそれぞれの負荷低減を図るというのも分野によっては今後必要になっていく考え方なんでしょうね。
既に建築確認申請などは役所と民間での分業になっているし、今後は自治体間の二重行政というだけでなく、むしろ民間と公共の二重性(行政とはいえないけれど限りなくそれに近い)の方が問題、というよりも社会の効率化と価値化の上でポイントになっていくはず。
土地縛り、公平性縛りが強い公共よりも、むしろ民間に委ねた方が利便性や選択肢、アクセシビリティなどの面でうまくいく行政サービス、実は結構たくさんあるはず。公と公の重なりを整数的に整理するだけでなく、複数の公と民をシームレスに、漸近的かつ動的に混ぜ合わせる仕組み、今ならもっとできるはず。そういうところにももっと踏みこんでもらいたい。