【真相】日本は、次の「ヒットの法則」をわかっていない
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注目のコメント
真夜中のドアがSpotifyで解禁されたからバズったという論調なのですが、これはちょっと違うかなと思います。実際、バズったきっかけは、インドネシアのミュージシャンのレイニッチがYoutubeの動画に上げたのがきっかけで、アメリカと東南アジアでまずバズって、そこから更にSpotifyとTikitokで拡散したという流れです。そもそも真夜中のドアはシティポップ界隈では、昔から定番曲の一つでした。
https://www.youtube.com/watch?v=DHm9diEKlC0&feature=emb_title
この手のシティポップブームは別にバズを目的に拡散した訳ではなく、韓国や東南アジア、アメリカ、ドイツ辺りのクラブで10年前ぐらいからずっと文化として定着して、それがここ2-3年で表に出てきたという感じです。
今月、大瀧詠一もSpotifyで解禁されますので、このブームは更に拡大すると思います。ポイントなのは、コアな音楽ファンが世界中に居て、その人達が良いモノであれば、きっちりファンになってくれるということです。
なので、ビジネスを目的にやると絶対外します。昔のシティポップのレコードはどれもクオリティが高いので、現在のミュージシャンがやる場合は気合入れてやらないとあのクオリティは出せません。
真夜中のドアのバックバンドのクレジット見ると分かりますが、当時の超一流のミュージシャンなんですよ。逆に言うと、いかに昔の日本にお金があったかということが分かります。
【追記】
真夜中のドアの件は色々な記事が出てますが、韓国在住のDJ長谷川さんのコメントが一番リソースとして信頼できると思います。ネット発のバズに一瞬見えますが、実際は、クラブ現場での熱が土台にあったと見るのが正しいと思います。
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/95073/2いかに自分たちのコンテンツが消費してもらうか、政府や企業がコントロールするのは間違いである。この記事を読めば、それが痛いほど納得できます。
1979年に生まれたシティ・ポップが、今回はYouTubeではなく、TikTok発で世界的にバズり、ほかのサブジャンルを含め、ここまで日本のコンテンツが新たな命を吹き込まれる時代。世界に打って出ていくには、とてつもない可能性があります。時代超えたロングテール
エモーショナルなサビが特徴的な1979年のデビュー曲『真夜中のドア〜stay with me』で日本でヒットを記録したシンガー・ソングライターだ。
2010年代後半に、YouTube上で日本のシティポップに世界的な注目が集まったことで、この楽曲もネット上で再発見されていたものの、竹内まりやの『Plastic Love』という世界的なバイラルヒットと比べると、取るに足らないレベルだった。
しかし、その後、松原の全曲がSpotifyなどのサブスクで公開されると、2020年12月には、ネット上でのミームとなって電撃的に拡散し始めた。