金融庁 みずほ銀行に「報告徴求命令」出す方針固める
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1,000社以上を巻き込み、35万人月と4,000億円以上を投じて成功させたと言われるシステム統合プロジェクト。
「2025年の崖」に対する成功事例として取り上げられる、みずほ銀行の基幹システムですが、産みの苦しみだけでなく、育てる苦しみも待ち受けているようです。
老朽化・複雑化した大規模な基幹システムを、そのままのスケールで刷新することが果たして正解なのか。簡素化していく努力も必要なのではないか。
育てる苦しみで発生する様々な問題も考慮し、見定めていく必要がありそうです。特に今回のように顧客に多大な迷惑をかけてしまうシステム障害は、レピュテーションリスクに直結しますので、複雑化を解消できなかった代償を払うことになるかもしれません。まぁでも化石の様なCOBOL言語からの
脱却をしているのはメガバンクでは
みずほ銀行さんだけ?と言うことも聞きます。
合併に伴い旧システムを
延命統合させる慣習的な道を捨て、
フルスクラッチでシステム開発に
取り組んだ唯一のメガバンクだ
と言われています。
そのおかげで不安定さやトラブルに
苦しめられていますが。
1980-1990年代に構築した基幹系システムを
塩漬けのまま使い続けている大企業は、
老朽基幹系システムを
2025年までに刷新しないと、
保守運用が厳しくなるだけでなく、
デジタルトランスフォーメーション(DX)にも
乗り遅れ「崖」を転がり落ちると言う、
経産省が「2025年の崖」と表現した問題が
待ち受けています。
システム障害を見るたびに
みずほさんがメインバンクじゃなくてよかった
と言う気持ちもありますが、
むしろ他行のシステム刷新が遅れれば、
みずほさんのトラブルどころでは無い「崖」が
待っている様な気もしますので、
2025年には旧来のシステムを
延命し刷新を先送りにして来た大企業が
大惨事にならなきゃ良いなと思います。一ユーザーとして口座維持も入出金手数料もとても高いのに、他行と比較してお粗末なサービスと対応で日頃から非常に残念に感じております。
しっかりと全体的なサービスや対応を見直していただきたいですね。