[カイロ/アンマン 28日 ロイター] - シリア軍は28日、イスラエルがシリアの首都ダマスカス近郊の標的をロケット弾で攻撃したとの声明を出した。

ロケット弾はゴラン高原から発射されたもので、シリア軍が大半を撃ち落としたとした。

イスラエル軍の報道官はシリア軍の声明について問われ、コメントを控えた。

イスラエルのガンツ国防相は26日に自身の政党の支持者にブリーフィングを行った際、イランのシリア侵入を阻止するために「ほぼ毎週」行動を取っていると説明していた。

地域の情報当局筋によると、イラン革命防衛隊の精鋭コッズ部隊とイランが支援する民兵組織は、ダマスカスの南近郊にある複数の地下基地に多数の兵士を駐留させているという。