[シドニー 26日 ロイター] - オーストラリアの航空規制当局は26日、同国を発着する米ボーイングの737MAXの運航停止解除を発表した。アジア太平洋地域で第1陣(訂正)となる。

同機の運航は、2件の墜落事故を受け、約2年間停止されていた。

オーストラリアの航空会社は737MAXを運航していないが、停止前にはフィジー・エアウェイズとシンガポール航空がオーストラリアに乗り入れていた。

新型コロナウイルス感染症の流行の影響もあり、これらの航空会社がオーストラリアへのフライトをいつ再開させるかは不明。自国と空域を利用する地域の当局からの承認も必要となる。

737MAXは、すでに米国、欧州、英国、カナダ、ブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)で運航再開が承認されている。

*英文の訂正により、本文第1段楽の「アジア太平洋地域で初となる」を「アジア太平洋地域で第1陣となる」に訂正します。