[ウェリントン 26日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のオア総裁は26日、企業幹部向けの講演で、現行の緩和策を長期間継続すると改めて表明した。

「多くのことを拙速には行わない。インフレや雇用、企業の信頼感が本格的に戻るまで、忍耐強く待つつもりだ」と述べた。

中銀は24日、政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を予想通り0.25%に据え置いた。

総裁はまた、追加刺激策が必要となる状況を想定し、マイナス金利導入も選択肢として残す考えを示した。

「マイナス金利で経済をさらに刺激することが可能になるだろう。選択肢であり、現時点で予想していないが準備している」と述べた。

NZドルは過小評価されているかとの質問には、「適正価格」で推移しているとの考えを示した。

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