【石倉秀明】スタートアップCOOから学ぶ最先端のマネジメントと働き方

2021/3/6
プロジェクト型スクール「NewsPicks NewSchool」では、2021年4月からワークスタイル・トランスフォーメーションを開講します。
プロジェクトリーダーを務めるのは、リクルート、リブセンス、DeNAを渡り歩き、「700名のスタッフほぼ全員がリモートワークをする会社」として注目を集めたキャスター取締役COOの石倉秀明氏です。
こちらではプロジェクトの概要と石倉氏からのメッセージをお届けします。

プロジェクトの概要

リモートワーク、副業/兼業、フリーランスなど、個人の働き方が多様になった結果、同じチームで働くメンバーがオフィスに集まり、同じ時間働き、同じ雇用形態の人である、いわゆる「集合型もしくは同一型」の時代ではなくなった。
これからは場所もバラバラ、雇用形態も違う、働く時間帯も長さも違うメンバーが同じチームに集まる「分散型」のチームで成果を出すことが求められるようになってくるであろう。
その変化の中で、チームで働くすべての人が仕事のやり方、考え方、マインドを新しい時代に合わせて変化させること=「ワークスタイル・トランスフォーメーション」が必須になってくる。
本プロジェクトでは、700名ほぼ全員がリモートワークかつ雇用形態や働く時間が自由など、100通り以上の働き方が選べる会社を経営してきた経験からこれからのチームのあり方や仕事の仕方、ノウハウを体系化。
実際に、ここで学んだ内容を自らが所属するチームにフィードバックしたり、コミュニティや参加者、講師の交流を通して「ワークスタイル・トランスフォーメーション」の基礎を学ぶ。
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プロジェクトリーダーのメッセージ

700名以上が全員リモートワーク、そして雇用形態、時間、などを自由に組み合わせ100通り以上の働き方をしている人が存在する会社を経営してきました。
そういった会社を経営していることもあり、1000人以上の働く人、経営者と組織や働き方について話を伺ってきました。
その中で感じるのは、この5年で私たちを取り巻く働き方やチームのあり方は大きく変化したということです。
ただし、リモートワークはいいのか悪いのか、フリーランスは増えるのか、副業はやるべきか、など働き方の選択肢の話が中心でした。
その裏で、ほぼすべてのビジネスパーソンに対して仕事の仕方や、チームでの成果の出し方などの変化が迫られていることはあまり語られていません。
これから労働人口は減り続けます。おそらくオフィスに行かずに働く人、2つ以上の仕事をする人、またどこにも所属せずに働く人も増えていくという流れは不可逆だと思います。
そうなると今までのように、同じ場所、同じ時間、同じ雇用形態の人たちだけでチームを組んで仕事をすることはほぼなくなり、さまざまな場所で働く人、さまざまな時間で働く人、副業やフリーランスとして関わる人などでチームを組んで成果を上げていくことがすべてのビジネスパーソンに求められます。
つまり、ワークスタイルを変えること「ワークスタイル・トランスフォーメーション」が必要になっています。
このプロジェクトには、私が新しいグラデーションのある働き方を推進し、実践している会社の経営を通して学んだ「多様な人が働くチームで成果を出し続けるためのノウハウ」や「個人に求められる新しいワークスタイル」を惜しみなく詰め込みます。
プロジェクトへ参加し、ワークスタイル・トランスフォーメーションを実践する方が増え、1人でも多くの人やチームが楽しく、そして活き活きと働けるようになればそれに優る喜びはありません。
日本のビジネスパーソンにとってこれから必要なワークスタイル・トランスフォーメーションをぜひ一緒に進めていきましょう。

プロジェクトで得られるもの

・リモートワークやフリーランス、副業など多様な働き方をするメンバーをマネジメントして成果が出るチームにするノウハウ
・ワークスタイルが変化しても成果を出し続ける人材になれるヒント
・これから求められるワークスタイルの基礎的な理解、知識
・プロジェクトリーダーやメンバーとのネットワーク
・自ら所属するチームに還元、フィードバックできるノウハウ
・実際の職場で起きている働き方やチームに関する問題解決の相談機会

プロジェクトスケジュール

Day1 4/19 (mon)19:00-21:00
自己紹介+ワークスタイル・トランスフォーメーションの概要


多様な働き方をする人でチームを作って働く時代にどんな変化が起こるのか、今までと何が異なるのか、などコース全体の概観と基礎を学ぶ。
次回までのホームワーク①:
課題図書「これからのマネジャーは邪魔をしない」を読み、2000字程度の書評/感想を執筆

Day2 4/26 (mon)19:00-21:00
実践編①コミュニケーションすべての仕事の基本になるコミュニケーション。

「話す、聞く→書く、読む」「同期→非同期」「察する→空気を読まない」「職場に必要な3種類のコミュニケーション」など、分散型チームで働く場合のコミュニケーションの変化を理解する。
次回までのホームワーク②:
講義を通して、自らのチームのコミュニケーション課題と改善案をレポート

Day3 5/10 (mon)19:00-21:00
実践編②タスク管理/マネジメント


分散型のチームになることでタスク管理、タスクマネジメント方法が変わります。優先順位の付け方、事務処理と思考など時間の使い方、具体的なツールの使い方など実践的なtipsも交えて基本を理解する。
次回までのホームワーク③:
講義を通して、自らのタスク管理方法を見直し、実際に改善した上での変化をレポート

Day4 5/17 (mon)19:00-21:00
実践編③マネジメント


分散型のチームになり、大きく変わるのはマネジメント。心理的安全性のあるチームの作り方、アサインの考え方、目標設定、タスクマネジメント、育成/採用の考え方など、マネジメントやリーダーが必要な変化を理解する。

次回までのホームワーク④:
講義を通して、自らのチームのマネジメント課題と改善案をレポート

Day5 5/24 (mon)19:00-21:00
実践編④マインドセット


コミュニケーションやタスク管理、マネジメントなど具体的な業務のノウハウ以上に大事なのは「マインドセット」。信頼の考え方、多様性の考え方、会社や組織観など、思考自体をアップデートする。

次回までのホームワーク⑤:ここまで学んだワークスタイル・トランスフォーメーションについて、2000〜4000字程度でコラムを執筆

Day6 5/31 (mon)19:00-21:00
コミュニケーション改善案のディスカッションと実践

講義をもとに自ら所属するチームのコミュニケーションの課題を出し、グループワークについて解決策を策定。実際にこの解決策を翌日からの仕事で実践。

Day7 6/7 (mon)19:00-21:00
ワークスタイル・トランスフォーメーション一歩目のディスカッション


前回の講義の内容を実施した結果の進捗報告。自チームをワークスタイル・トランスフォーメーションするためにできることをグループワークで策定。翌日以降、自チームで翌日から実践。

Day8 6/14 (mon)19:00-21:00
ワークスタイル・トランスフォーメーションを定着させるには


前回の講義の内容を実施した結果の進捗報告。今後も自チーム、自社でワークスタイル・トランスフォーメーションが定着していくためにできることをグループワークにて策定。継続的に実践できるプランを作る。
「ワークスタイル・トランスフォーメーション」4/19(月)スタート。
プロジェクトの詳細はこちらからご覧ください。