[24日 ロイター] - 米投資会社バークシャー・ハザウェイの副会長で著名投資家ウォーレン・バフェット氏の長年の右腕であるチャーリー・マンガー氏(97)は24日、一部のギャンブル投資を反映し、株式市場にバブルの兆候が見られると警鐘を鳴らした。

ビデオゲーム販売ゲームストップの最近の急騰を例に挙げ、競馬に懸けるような投資行動が値上がりにつながっていると指摘。「株式のギャンブルを助長するような風潮はまったくもって愚かしい」とし、値上がりしているという理由だけで熱狂的に買い漁るのは「非常に危険な投資行動だ」と指摘した。

現在の相場が1990年代後半のハイテクバブルと同じ運命をたどるかとの質問には「そう思う。ひどい終わり方になるだろうが、それがいつやって来るは分からない」と答えた。

急騰する暗号資産(仮想通貨)のビットコインについては、保有するつもりはないと明言。「ビットコインは振れが大きすぎるため、世界の交換媒体にはならないと思う」と述べた。

バークシャーは27日に2020年第4・四半期の業績を発表する予定。