コロナ禍で文化は芸術は不要不急か?世代を繋ぐ「科学館」が今必要なワケ
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不要不急ではではありません。
不撓不屈、不要普及なのです。
(不要な知識を普及させてどーする、というツッコミ待ちでもある……)
数年以内には、博物館へ児童たちがタブレットを持って入館してくる。
そうなると、ネット検索やリファレンスコーナーへの質問で、『正解』が簡単に手に入るので、
科学館……広い意味での博物館が担うべき役割は、変わってくる、
……とは、おととい、博物館天文ボランティアの養成講座で、教育学部所属の天文学者(三重大の伊藤教授)が、まとめとして提示されたこと。
『あたりまえ』を揺さぶり、かき回せ!
美は乱調にあり。
注目のコメント
科学館の存在は私にとっては大きいです。やはり実際の展示を見ると、本や動画の中に出てくる事象を具体的に目で見たり体験したりできて、すぐわかりますから。
たとえば、港区にあるみなと科学館では、滑車の展示があり、滑車を使うと同じ重さの荷物が軽々と持ち上げられることが肌感覚でわかります。中学受験で頭を悩ませた滑車の概念が一発で理解できて凄いな、と思います。
2階の気象科学館でも、台風の風浪と津波の違いがすぐわかる展示があり、予報士試験の教科書にあった波の周期ってこういうことなんだなということがやはりすぐわかるんですよね。
子どもにとっては、ボタンを押したりレンズで覗きこんだりと、遊び感覚でさりげなく学べる仕組みがたくさんなので、こういう施設はなくしてほしくないと切に願っています。学びの機会は学校の中だけではない。コミュニティ全体にある文化や科学リソースとも連動させることにより、学齢期の子どもだけではなく多世代にとってのニーズを満たし、多世代のつながりをもたらすことにもなるだろう。オンライン化によりリソースへのアクセスがよくないところにあっても文化・芸術・科学に触れることができることも大きな機会になりうる。