[ワシントン 21日 ロイター] - 米国の新型コロナウイルス感染症による死者が、今週50万人に達する見込みとなった。

現在新規感染者数は5週連続で減少し、ワクチン接種も進められている。

国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は21日、CNNの番組で「1918年のインフルエンザ大流行以来のひどい状況で、まだ続いている」と述べた。

ホワイトハウスは21日、メモリアルイベントを計画中でバイデン大統領がメッセージを発する予定を明らかにした。

米国の感染者数は2800万人超で、死者は49万7862人。ただ、1日当たりの死者数と入院患者数は感謝祭とクリスマス休暇以来の低水準となっている。

ファウチ氏はNBCの番組で、感染者数の減少は素晴らしいと述べた上で「危機を脱したと言うには、かなりの低水準に減少する必要があると考えている」と述べた。