【内幕】エリート集団、商社マンの「栄光と苦悩」
コメント
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すごい生々しい商社パーソンや就活生の声があって、面白く読みました。
ただ、そもそも商社は1990年代後半から2000年代前半まで「商社 冬の時代」を事業構造転換をして乗り越え今があるわけです。ちょっと春がきて、資源バブルで夏がきて、そして秋に差し掛かっている、そういうことではないでしょうか?
個人的には以下をピック
・意識だけ高くて実力がない人が「このままだとヤバい」と思って辞めている
意識も能力も高くて新しいもの好きな人が辞めて、スタートアップに流れていると思います。
・SaaSで働いている人の方がかっこいい
よしよし…ニヤリ
・会社公式の部署などでの飲み会では、どこで何をパワハラ、セクハラと指摘されるか分からないと上司がすごくナーバスになっていた。ビビリすぎていると思う
これはどこもそうではないでしょうか?元々がひどすぎた、ということかな…
・環境問題に熱心な友人には、第一志望が三菱商事とはちょっと言いにくくなった
ちょっと安直だと思います。。
注目のコメント
商社はいかにグローバルの最前線で本社の意向通りにスムーズに動いてくれるかというリモート統率力が強みの会社。なので引き継ぎたとか社内報告だとかが非常にしっかりしている。文章力や報連相、新しい環境での関係構築力などのビジネス基礎スキルは極めて高レベルで鍛えられる。
他方、属人的な事業を嫌うので非連続な事業展開や組織展開は求められない。結果、いわゆるノンコンセンサスでの意思決定を伴う経営力や急速な組織変革が必要な大胆な戦略実行は磨きづらい。20代の方ばかりのコメントで正直「見えてない」感じ。学生が想定読者だから若い人の話が参考になるかというとそうじゃないと思います。
自分も若い頃「見えてなかった」。
若い頃「つまんない」と感じてた仕事も実際、中堅になって担当してみると、改善できることや自分の得意なことを生かせたし、それがのちのキャリア形成、転職してからもプラスになったことがあった。イメージ先行とはいえ、商社の持つ採用力は大きな武器。
これが分厚い人財という資産になり、会社を支えてきた。
しかしながら、これは求職者の「期待値」に対して、入社後の「満足度」が高かった場合に生まれる好循環である。
記事にあるようなルーティンワークに終始したり、失敗を恐れてチャレンジできない風土が蔓延するようだと、「期待値」より「満足度」が低くなり、悪循環を招く。
結局、企業として変化し続け、顧客にも社会にも、そして従業員にも本質的な価値を提供し続けなければならないという、極めて当たり前のことを求められるんだと思う。