“最大の特徴は、医師国家試験に合格しているという理由で公務員試験が免除されている点。膨大な予算と権限を持つ高級官僚になるのに、その基礎能力が問われない仕組みになっている。” 国家公務員には事務官と技官がいるが、『事務官は複数の局を移動しつつゼネラリストとして養成されるが、技官の多くは最初に配属された局に生涯勤務する。・・・だからこそ既存の事業の継続に固執するし、科学・技術的専門性を真に追求するならば凡そ考えられない事業行政に走ってしまうのだ。この意味で「技官の王国」は日本の官僚制が抱え込んだ病理現象といってよい。』(『技術官僚』新藤宗幸)
マイニュースに代わりフォローを今後利用しますか