資産運用「ロボアドバイザー」で 米ゴールドマン、個人向けに開始
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WSJの一面記事。ゴールドマンの個人向けサービスMarcusの資産運用が本日いよいよデビューし、最低投資額10万円、手数料は年35bpsでETFによる分散投資が可能に。下記3種のストラテジーが用意されています。
・コア ベンチマークトラッキング型
・インパクト コアと同方式で、石炭、タバコ、銃火器分野などを避けたESG投資
・スマートベータ ファンダメンタルズとテクニカルの両面を勘案してGSが独自に組成したETFで運用
https://www.wsj.com/articles/goldman-sachs-to-offer-its-investing-know-how-to-the-masses-11613471402
なお、現時点では個別株の売買機能はないとのこと。
消費者金融や預金サービスは先行して事業展開していましたが、資産運用こそ証券業の本懐です。Marcusは日本でも展開予定だということが過去にアナウンスされていましたが、これまで10億円以上の超富裕層に特化してきたGSがマス向けサービスを日本でも導入してくるのか、発表が待たれます。
日本のロボアド手数料はガラパゴス化しているような気がするなか、35bpsならギリ人にも薦められます。(5万ドル未満はFidelity Goが7bpsだけど)アップルカードと共に日本での早期展開に期待。
追記 他の方が書いておられるこれはAIじゃない、には完全に同意です。やればできるけど忘れちゃうから代わりにやって、という付加価値ですね。それはそれでニーズはあるのかと。
追記2 ちなみに弊社はプロプロというファンダメンタルズ分析支援ツールを開発運用しており、資本の最適配分を通じてよりよい社会を実現するアクティブ運用にこそ市場参加の意義があると考えています。実際に委託先を考えるときは、ロボアドよりCapitalのグロースファンドなどのほうが遥かによいでしょう。コスト0.35%は国内と比較安い。注目するのはポートフォリオ運用の選択肢として対面・ネット証券の口座を通さないチャネルが増えてること。
楽に分散投資出来るロボアドはインデックス組み合わせるのすら面倒な人やイメージ湧かない人にもリーチする意味で重要だと思う。
チャネルの選択肢が多くなったあとは、助言を求めるひとが増えたり、もっと運用以前のなんのためのお金か?みたいな根底につながるサービスが出てくると思っている。0.35%で全部お任せできるのであれば、ニーズはあると思います。少なくとも日本のロボアドに積み立てている人は、乗り換えると思います。早く日本にこないかなー。