「積極的な女性多くない」と同友会代表幹事
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注目のコメント
複雑な問題。個人的には3つの問題。
1 管理職と言っても給与がものすごく上がるわけではなく、時間ばかり増え、子育てとのトレードオフメリットが見えづらい。
2 仮に管理職になってもナニーやフルタイムのベビーシッターが必要だが、日本には移民や短期労働で海外からそういう労働力を得るということができない。もともとかなりの給与がないとできないが、あっても人材がいないという現実。海外では女性が働く場合そういうシッターやナニーを雇うのが普通だが日本にはいない。
3 半沢直樹のようなドラマでハラスメントに近い昇進ドラマをみると果たしてそんなことをやりたい意義が見いだせない。
一方で女性のジェンダーギャップ問題、健康と教育では日本は高い数値をえており、女性の人材には恵まれているはず。この発言自体には女性のやる気にとらえられる気がするがそうではなくて制度上の理由や、給与体系の問題など色々あると思う。おっしゃる通りと思います。
「チャンスを積極的に取りにいこうとする女性がまだそれほど多くないのではないか」というコメント。
(同様に多様な意見の重要性もコメントしていらっしゃいます。)
ではなぜ「積極的にチャンスを取りに行こうとする女性が多くない」のか?です。
言葉を言い換えれば、なぜ積極的にチャンスを取りにいけないのか?です。
(「チャンス」は「責任」という意味でしょうか?)
客観的根拠はおそらくこの分野でたくさんの研究者がいらっしゃると思いますので、ぜひ研究結果を学ばせていただきたいです。この発言から「ガラスの天井があるから女性は積極的ではないのだ」「いや、ガラスの天井がない場面でも積極的ではないじゃないか」という議論が起きるかもしれないが、あんまり建設的ではないよね。卵とニワトリの関係で、正のスパイラルに入っていけばいい話で、こういう切り取り方は問題を後退させるだけだろう。森さんの女性蔑視発言の流れで火をつけたいのかもしれないが、筋が悪いよ。
追記
同じ会見を報じた別の記事
「少ない女性役員“経営者に危機感足りず”」
https://www.news24.jp/nnn/news91i809s7lzis0ay5y7.html
櫻田さんの主張のメインは経営側の変革であって、女性側に責任転嫁しているわけではない。これで背中に矢を射られたらたまんないよね。