[ベルリン 15日 ロイター] - ドイツ経済省は15日、新型コロナウイルス感染抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)の延長および強化が、引き続き第1・四半期も独経済の重しになるとの見方を示した。

同省によると、工業部門へのロックダウンの影響は2020年春時点よりも軽微なものになるが、全般的な感染拡大状況と半導体供給のボトルネックなどからみて、先行き見通しは予断を許さない。

ただ輸出の見通しは、ロックダウンの影響度が少ないことから、慎重ながらもポジティブとした。

メルケル首相と16州の州首相は10日、ロックダウンを3月7日まで延長することで合意した。