[東京 15日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅円安の105円前半。東京株式市場で日経平均が30年半ぶりに3万円台に乗せたことを背景に、円が幅広く売られた。

日経平均が寄り付き直後から上げ幅を拡大する中、外為市場では円が広範に下落。対豪ドルで81円後半と18年12月以来2年2カ月ぶり、対英ポンドで146円台と19年12月以来1年2カ月ぶり、対カナダドルで82円後半と昨年2月以来1年ぶり安値をつけた。

リスクオンムードの下でドルも軟調だったため、ドル/円は104円後半から105円前半で売買が交錯した。

日経平均はこの日も500円超上昇。1990年8月以来、30年半ぶりに3万円台に乗せた。リスクオンの円売りが進む手掛かりとなったものの、「きょうは中国と米国が休場で、いまいち高揚感に欠ける動きだった。参加者が戻った後の動きも注視したい」(外銀)との声も出ていた。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 105.03/05 1.2136/40 127.49/53

午前9時現在 105.06/08 1.2119/23 127.32/36

NY午後5時 104.93/96 1.2118/22 127.14/18