成功率わずか「14%」のDX。成否を分ける“2つの壁”を突破せよ
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政府のIT戦略に触発されてITC(ITコーディネーター)という素晴らしい知識・活動形態が整って20年。
その成果は少なくないですが「失われたウン10年」と言われてしまうのは、単にITC人材不足によるものか興味そそられます。
この記事にはこうありました。
「もちろん数年にわたる計画に基づき各部門に予算を割り当て、着実に計画を実行させることで、競争に勝つこともできます。こうした短期的な収益に追われることなく、中長期的な戦略に基づく考え方が、日本企業の優位性の一つであったことも確かです。
しかし、環境変化が激しくなり、将来の予見が難しくなってくると、一度立てた中長期の計画を維持する有効性は失われてしまいます。」
ITCのフレームワークを見てみると、じっくりと組織の能力を診断して、じっくりと計画立てて、じっくり進める様子が目立ちます。注目したのは「じっくり」です。
スピード vs じっくり
ウサギ vs カメ
DXに登場するのはウサギ。
抽象度を上げた設計で、未来の変化を手の内に入れながら、ソフトウェアの柔軟さを武器に俊敏に駆け回ります
じっくりカメは、なおざりにされるべきでしょうか。
職人技は10年単位の積み重ねで発揮出来る様になります。
これを軽んじる事は出来ないでしょう。
職人技をソフトウェアの世界に融合させて、発揮させるアプローチを望むのもDXだと思います。
身近な所でAppleのUXは、先見と長い年月に渡るこだわりの賜物です。あの直感的でスムーズな動き、他の技術と比べて同じコンピュータとは思えません。それを丁寧に仕上げた美しい本体に包み、人を魅了して惹きつけ、次々にサービスを展開してワクワクさせるDXがあります。
こだわりが許される職場は貴重ですね。
DXの話になると、ついウサギ化に走りたくなりますが、そうではなく、カメとウサギが協力し、じっくり積み上げる こだわりを活かしながら様々なWowを俊敏にデプロイ、この様なDXを忘れたくはありません
習慣に起因する無駄を撲滅、組織力を個人力に転換。
体制や商流価値観のアップデートも必要でしょう。変化への追従はICT以外も。
抽象化で未来を手の内化→本質に注力させるアーキテクチャ
こだわりとスピードの相乗
お客様第一。変化の源リアル重視
ソフトにも強いこだわりの日本は
益々飛躍すると信じてます
注目のコメント
昨年BCGが大企業850社(うち日本企業は79社)に実施した、「デジタルトランスフォーメーションに関するグローバル調査」(2020年4月~6月実施)によると、海外平均の30%と比較して、日本企業のDX成功率は半分以下の14%。
BCGはこの結果をどのように捉えているのか? DX成功のポイントは何か?BCGのコンサルタントとして働く醍醐味は何か? マネージング・ディレクター&パートナーの山形佳史さんにインタビューしました。
また、実際にBCGで働く社員のリアルをより深堀りするために、後段ではプロジェクトリーダーの山本裕子さんにもお話を伺っています。入社理由や印象的だったプロジェクトなど伺っているので、BCGに少しでも興味のある方はそちらも合わせて、ぜひご一読ください。
https://web-assets.bcg.com/75/78/b70d54ef44cb963b8ad3d7e22c72/bcg-digital-transformation-survey-2020.pdf
※「BCGデジタルトランスフォーメーションに関するグローバル調査」について
・実施時期: 2020 年4月~6月
・回答数: 850社(オーストラリア、中国、インド、日本、フランス、ドイツ、イタリア、英国、カナダ、米国、ブラジル) 日本での調査:79社
・従業員1,000人以上の大企業のCEOやCDO/CIO、取締役などに、DXのトレンド、自社のDXの成否、DXを実行する体制・進め方などについて聞いた。この記事から分かる5つのポイント
・BCGがDXに力を入れている。
・日本の企業でDXに成功しているのは14%→海外は30%
・DXの成功には、リーダーのコミットが必須。
・DXの成功には、組織全体で取り組む必要あり。
・世界的な流れとして、DXを重要視している。
世界的な戦略コンサル企業のBCGの凄さが伺える記事で、
BCGの事業内容を見るだけでも、
時代の流れが分かりそうです。何を以て成功/失敗とするか、その定義や、該当企業の誰にヒアリングをしたかが気になりました。
成功している企業の特徴に、リーダーのコミットメントが100%とありますが、そのリーダーに成功可否を聞いた場合、殆どの人はコミット度合いが高いだけあって、自分の責務は全うし成功したと答えるはずなので、やや眉唾な統計データのように感じました。