[東京 12日 ロイター] - 赤羽一嘉国交相は12日午後の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスの感染再拡大により停止中の観光刺激政策「GoToトラベル」事業の関連予算について、同事業を再開できれば十分予算は消化可能と説明した。西岡秀子委員(国民)への答弁。

西岡氏は2020年度3次補正予算に1兆円強計上されているGoTo予算は使いきれるのか質問。国交相は「国内旅行需要は年間22兆円。うち4割がビジネス、6割が個人。個人の50%が利用すると仮定しても毎月3000億円以上GoTo事業が利用されてもおかしくない」と試算を披露した。

(竹本能文※)