楽天、赤字最大の1141億円 20年12月期、携帯投資響き
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「響いた」という言葉が決算ではネガティブな意味でしかないのですが、そうすると先行投資をすると利益は常に減るので利益ベースでみると「響いた」という言葉を使わざるを得なくなります。
今、日本に必要なのは、未来を作る分野、持続可能な社会の実現に向けて必要なサービスやインフラの整備、こういう価値のあるものに投資をして、世の中に還元していく姿勢。先行投資の足を引っ張るようんな報道ではなく、「楽天、ECでの好調な業績を背景に過去最大の積極投資を敢行」、と投資額が最大であることにポイントをおくようなメディアも出てこないですかね。それだけで随分メッセージも変わると思うんですが(※実際に携帯事業がうまくいくかは別として)
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「過去最大の赤字となった。4月に本格参入した携帯電話事業で、基地局整備などの先行投資が響いた」楽天モバイルは当初CAPEXがある程度かかっても、OPEXとSAC(顧客獲得コスト)は低く抑えられ、かつEC・金融との相乗効果も高いので結果LTVが高いはずだというモデル。ネットワークが繋がるまでの先行投資は、EC・金融が堅調な限り許容されるはず。この決算は悪くない気がします。
問題はモバイルの加入者に課金が始まる春以降。加入者あたりのLTVの行方ですね。
PS ただし、もう少しモバイル加入者絡みの開示に前向きでも良かったのではないかと。