2021/2/15

【必見】デジタルに「使われない」ための、6つポイント

Quartz

自動Pickロボット

この記事は、Quartzの特集「The future of the digital workplace（デジタル・ワークプレイスの未来）」から一記事の翻訳です。

2013年、私はパブレット（Publet）というソフトウエア会社を立ち上げた。

ほどなくして共同創業者が言ってきた。「君のマネジメント方法では、プロジェクトは大変なことになる」と。

私はプロジェクト関連の頼み事をメールでしていた。さらに定期的に「チェックイン」の電話をしていた。また、これといったアジェンダもないのに、ミーティングの予定を入れた。

そのくせ私のチームは、仕事の目標を明確に記録していなかった。

（写真：recep-bg/iStock）

共同創業者から見ると、私たちはめちゃくちゃだった。そんなやり方はやめなくてはいけないと、共同創業者は言った（正確には要求した）。

そこで私は、すべてをひとつのプロセスにまとめた。

コメント

注目のコメント

• 佐藤 元則

  NCB Lab. 代表

  ・2021年02月15日

  確かにデジタルに振り回されている感はあります。Eメールやチームズ、チャットワークに、スラック、バックログ。あまりにもチェックするものが多岐にわたっているため、一度まとめ直す必要がありそうです。ただし、相手があることなので、結局はそれを使わざるを得ない。
  
  バーチャルアシスタントが統合して優先度の高いものを教えてくれ、優先度の低いものは自動回答してくれるように進化すればいいのですが。
• 田中 慎一

  (株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役

  ・2021年02月15日

  デジタルに使われるのはもってのほかで、デジタルを使っている側に回っても生産的でないことに時間を消費していることに気付かされます。
  
  いろいろとノウハウが書かれていますが、もっとも強力なのはツールをオフにして、Wi-Fiを切っちゃうことですね。あと私は通知機能もオフにしています。
• 竹本 祐也

  株式会社WACUL 取締役CFO

  ・2021年02月16日

  社内はslack、でもお客様がチャットワーク、そして友達はLINEで、あの人はfacebook messenger…そんな世界はメールボックスだけ見ていれば済む連絡手段より複雑です。
  
  デジタルの進化でコミュニケーションも進化したはずなのに。見るべきものは増えて、僕らはツールに振り回されています。
  
  DXの考え方に「既存プロセスに合わせるのでなく、ベストプラクティスが織り込まれたツールに組織を合わせることで大きな効率化が得られる」というものがあります。
  
  ただ、そのままではこの記事のいうところでは「文化を無視したツール導入はうまくいかない」ので、DXもひとつひとつの取り組みとなると時間がかかることでしょう。
  
  いかにDXを成し遂げるのか、そう簡単ではなさそうです。