ピンタレスト株急伸、マイクロソフトが同社買収に関心との報道
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これからの消費者にとってベストなwebroomingサイトはどこかを考えると、欧米ではPinterestの名が浮かびます。ただ、日本においてはなかなか浸透しないサービス。オプトの伴さんは、「日本人の自身の審美眼に対する自信のなさが、口コミ等を求めることで、このようなサイトでのコンバージョンにつながらないのではないか」とおっしゃってました。たしかに一見受動的なサイトですが、能動的なwebrooming行動ができないと使いこなせないのがPinterest。しかしこの機能を日本ではInstagramがカバーしているように思います。
Microsoftは基本B to Bが得意ですが、to Cのタッチポイントをしっかりと自社内に持つことはすごくうまいと思います。
欧米におけるwebrooming platformが今後MSと共にどのように進化、変化するのか?
毎年NRFでPinterestのセッションを見ていると、確実に機能、UI, UX進化してますので
引き続き注目していきたいSNSですね。メガテックのビッグ5の中でも最も独禁法適応リスクが低いマイクロソフトならではの選択肢。クラウドのAzureは破竹の勢いだし、なんやかんやリンクドインもきちんと伸ばしてきているし、消費者データを大量に取得できるM&Aを色々と検討しているのだろう #米株
マイクロソフトは、ビジネスユーザーには強いけど、マーケットを広げようと思ったら、おしゃれなブランドイメージ、若者、女性を囲い込む必要あり。
で、TikTok買収しようと乗り出したものに失敗に終わったので、ピンタレストに白羽の矢を向けたということでしょうか。
https://www.omnicoreagency.com/pinterest-statistics/
によると、
女性ユーザーが71%
7割が大卒
18〜29歳:34%、35〜49歳:35%、中央値は40歳だが、大半は40歳未満
既にB to Cのeコマースと親和性がよくて儲けが出てるのは株価の伸び、決算を見てもわかりますが、上にあげた統計にもあるように、9割のユーザーが、ピンタレストにはポジティブさが溢れているとこたえているし、他のSNSのような炎上問題が起きにくいのが、広告を出したり、ビジネスのプロモーションとして使う企業にとって非常に魅力があるプラットフォームです。
まだまだ日本では、特に男性には馴染みがないような印象ですが、私はまだまだ成長していく、さまざまな可能性を感じます。
ユーザーも国際的に増えていっているし、これはマイクロソフトにとっては、いいお買い物なのではないでしょうか。