[ニューデリー 11日 ロイター] - インドのシン国防相は11日、ヒマラヤ山脈西部ラダック地方の国境係争地帯から軍を撤退させることで中国と合意したと明らかにした。

シン国防相は議会で、双方の軍・外交幹部による複数回の協議の結果、パンゴン湖周辺から両国軍が撤退することで合意したと述べた。

中国国防省は10日、係争地帯の中印両軍が10日から同時に撤収開始すると述べていた。

ヒマラヤ山系ではインドと中国の国境が確定しておらず、昨年4月から実効支配線を挟んで両国軍が対峙していた。