大阪、兵庫、京都3府県の足並みそろうか 緊急事態宣言の解除要請
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・超要約
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を巡り、大阪府は8日、国への解除要請を判断する独自基準に到達したと発表。直近1週間平均の新規感染者数が7日連続で300人以下になった。
一方、兵庫県の井戸敏三知事は8日の記者会見で、大阪の基準到達について「(3府県で)相談の契機ではあるが、瞬間風速では決められない」と早期の解除要請に慎重な姿勢を示した。
京都府の西脇隆俊知事は8日、宣言の解除要請は可能な限り3府県一体で対応する必要があるとの認識を示した。府内の感染者数は減少が続いており、12日にも独自基準を満たす可能性がある。
・ポイント
大阪、兵庫、京都での緊急事態宣言解除に向け、動きが出てきた。
すでに大阪は解除に向け動いている。京都も解除基準を満たす予定だが、兵庫は国より厳しい独自基準を設けており、解除には慎重。
いずれも2府1県いずれかが欠けると、解除要請は出さない方針のため、それぞれの意見がまとまるかがポイントになる。