The Future of Hydrogen – Analysis - IEA

コメント

注目のコメント

• Tomoko Kubota

  水素エネルギー マーケティング

  ・2021年02月08日

  IEA(国際エネルギー機関）から、レポート「The Future of Hydrogen」 が発表されました。中盤にある、長期的な太陽光＆風力エネルギーシステムから製造する水素コストの図が目を引きます。日本は、、、40USD/kgH2以上の予測。
• 新井 祐介

  IEAレポート。
  世界地図で、太陽光と風力による水素製造コストがプロットされてるんですが、日本は全域が高コスト側の青一色。こんなに青いのは、北極圏近いロシアか、熱帯雨林気候のインドネシアの一部の島くらいしかない。
  よく、水素先進国として比較されるヨーロッパは3/4程度、北米は半分に近い。そりゃ、経済的にペイしないよねって論調で遅れを取るのも納得の範疇。
  近隣でも条件のいいエリアは中国（それも西の方ほどいい）となると、彼ら自身の消費が莫大だから日本に回せる余力ないし、もっと遠くに求めるしかない。輸送距離が長けりゃ当然余計にコストは嵩む。
  （※水素利用拡大の4つの機会、という中に「大規模海上輸送・貿易」というのが挙げられたのは、そういう日本の事を意図したのだろうね）
  さて、そをどう日本の「化石賞」圧力の跳ね返し論拠とするか、というやつです。それでも頑張ってるんだよ、というだけじゃ「結果で評価」の世界には言い訳。「結果」をどの尺度でみるか？の土俵作りの問題ではある。