[4日 ロイター] - 株式取引プラットフォームのロビンフッド・マーケッツは4日、 米ゲーム販売ゲームストップや米映画館チェーン大手AMCエンターテインメント・ホールディングスを含む全株の一時取引制限を廃止したと発表した。
ゲームストップ株の取引制限は500株、AMC株の取引制限は5500株に設定されていた。
[4日 ロイター] - 株式取引プラットフォームのロビンフッド・マーケッツは4日、 米ゲーム販売ゲームストップや米映画館チェーン大手AMCエンターテインメント・ホールディングスを含む全株の一時取引制限を廃止したと発表した。
ゲームストップ株の取引制限は500株、AMC株の取引制限は5500株に設定されていた。
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ということは、株をショートセラーに貸した株主らは、ショートセラーからレンタル料を貰った上に、さらに2ドルぐらいの株が40ドルぐらいで戻ってきたということですね。仮に10~20ドルで落ち着いたとして、数倍になって戻ってきた計算でしょうか。ただし、そもそもショートセラーが株価を下げていたので、本来の金額になったとも言えるかも知れません。その間、500ドル近くになったわけですが、その上下における資産移行を、ショートしたヘッジファンドがカバーしたということになりますね。実際、ショートセラーはそれだけ資産を失って、無茶苦茶儲けた別のヘッジファンドや個人投資家が山程います。
ここでGMEがまた上がるかというと、ほんとわからないですね。散々制限掛けられて今さら感もあり、他に良い機会もあるので、少なくとも前回のようにならないでしょうね。そう考えると、制限して落ちついたわけですが、決済機構がロビンフッドの預託金あげて、無理やり制限して市場を落ち付かせたのかなとも思います。ショートセラーがギブアップして株を買い戻せなかったらどうなっていたのか、急いでマーケットメーカーのシタデルがメルビンに資本入れてましたが、本当に危なかったのかも知れません。
制限を撤廃したということは、これが本来の形です。ただ無茶な空売りが極端なスクイーズのトリガーになり、市場が今まで経験したことないような事態になったと思いますが、よく考えたら、規制だ!規制だ!というよりも、悪徳ショートセラーを逆サイドが市場の原理で懲らしめたので、極論をいうと市場の正常が働いていたという事でもあります。それにしてもオプション市場、歴史に残るショート(ガンマ)スクイーズだったと思います。
ちなみにゲームストップの正当な株価は誰にもわかりません。アップルもテスラも倒産しかけていたので、今のゲームストップを時間軸なしに分析して、ただのコンソール販売店じゃないかというのは間違っています。それからゲームストップにも真面目に働いている社員もたくさんいることを忘れてはいけないと思います。違法スレスレの空売りで少しでも可能性のある会社を潰すようなことをしてはいけないので、その意味でWSB個人投資家らは、色々と問題ありますが、ちょっとヒーローといえるかも知れません。
3000億円以上をわずか一週間で調達。ClubhouseでイーロンマスクがロビンフッドのCEOに根掘り葉掘り聞いていたけど、結局資金ショートを回避するために買いだけ停止して売りを継続した理由については「せめてポジションから降りる権利は残してあげたいと思ったから」と言っていた。おそらく売りと買いの両方を停止していればここまでブーイングは食らわなかったはずなので少し判断が甘かったという印象。
今回のロビンフッドの件は、ヘッジファンドの空売りの動きに対して、SNSで呼びかけあい、ゲームストップ株をロビンフッドで多くの個人投資家が買ったことにより株の乱高下が起きたが、そもそもこれは株価操作、集団操作など違法行為イ当たるのかという議論になる。SNSにより、個人はあっという間に集団になる。もはやこれは集団的株価操作ともいえる。コロナで多くの人々が自宅にいること、また時間をもてあましており、株取引を始めた人が多いこと、政府の給付金が入ったことにより原資を得たことにより個人投資家が増えたことが要因。證券取引に対する規制もこうした消費者の変化により、見直す時期なのかもしれない
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