【吠える】キズナアイ、パイオニアの「生き残り戦略」
コメント
注目のコメント
「VTuber」というジャンルを生み出したパイオニアであるキズナアイさんにインタビューしました。Zoomで待ち構えていたら、普通に超高画質(?)のキズナアイさんが入ってきたのはなかなかシュールな体験でした。Zoomキャバクラ取材以来のニヤケリモートインタビューの模様をぜひご笑覧ください。
昨日と一昨日の記事でも書いていたとおり、ここ1,2年のVTuberブームの流れに、キズナアイさんは乗れていませんでした。低迷期を経て、20年4月には事務所から独立し、再スタートも切っています。IPなどを事務所に握られていることがほとんどのVTuberが、同じ名義のまま独立することは極めて異例ともいえます。
そのあたりの赤裸々なお話も、事務所の人ではなく、キズナアイさん本人が語ってくれています。先駆者ゆえの苦悩やプライドには、むしろ人間臭さも感じるほどです。野村さん「キズナアイさん、誰か声優さんが喋ってる?」
東さん「それで言うと、中の人はいないんですよ」
野村さん「そういう設定?」
東さん「設定とかじゃなく、いないんです」
野村さん「そうですか…わかりました。」
キズナアイにここまで生々しい話を聞きだしたインタビューはかつてない。
それにしても、中の人をめぐる東さんと野村さんの攻防(何度も確認してる)は見ものです。めちゃめちゃ面白いインタビューでした。Vtuberの存在は知っていたのですが、正直言うと若干引いた目で見ていたところはありました。
インタビューでは、売れてきたからこそ方針が固定化して運営スピードも落ちる話であったり、マーケティング対象の層についてだったり、まるでビジネスパーソンとの掛け合いのようでした。
ただ、私としては興味深いけど、本来のファン層から見ると舞台裏の話はあんまり聞きたくないのかもしれません。(苦笑