統合して県域の銀行がひとつになったとする。その寡占銀行とケンカしてしまった中小企業はどうするのか。融資は県都のメガバンクや県外地銀に頼ればよいとしても、預金や送金の網から逃れない。支払い先も入金元もその寡占行だ。入出金情報や延滞、税金の納付書情報まで知られている。代わりになる銀行がある地域ならよいが、そうでなければ預金・為替を寡占行から切り離して公的機関にする手はある。パイプラインを公的機関にして販売部門で競争させる電力、ガスと同じモデルだ。
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