環境運動家は中国共産党の「使える愚か者(useful idiots)」なのか
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少し前の記事ですが、キヤノングローバルの杉山さんの記事で、「紅と緑――中国の使える愚か者」というレポートを紹介されています。
https://www.thegwpf.org/content/uploads/2020/12/Green-reds.pdf
私は今更読んで、なるほどと思ったのですが、つまり環境活動家は”中国が「地球を救うという大義」を掲げさえすれば、南シナ海での中国の侵略や本土での人権侵害に目をつむって”くれるので、結果的に中国共産党にとって都合のいい「使える愚か者(useful idiot)」になってしまっている、という指摘。
バイデン政権は、環境問題と、人権問題や南シナ問題とは取引しないと言ってますが、当然中国政府は「内政干渉」する相手と環境問題で協力しないと言っています。
ただ米国側の主張だけ聞いて安心している小泉環境大臣は、「使える愚か者」の一人になってしまうのでしょうか。
米「南シナ海と環境、取引しない」発言に小泉環境相「心強い」
https://newspicks.com/news/5585826全球の環境問題に一番インパクトあるのが中国。二酸化炭素排出量的にも、民主主義的な価値観が通用しないという点でも。この大国が自分たちの知らない極東の領土を少し侵犯した程度で都合の良い方便を流してくれるのだから、欧米の環境活動達は必要な犠牲くらいにしか思わないでしょうね。
それを絶対に真に受けてはいけないのが当事者の日豪含む南シナ海周辺諸国。自分の身は自分で守らなければならない。中国の温暖化対策って、何かしてますか?
一般人の肌感覚だと、世界でトップの石炭使用量で、温暖化対策??と疑問符がいくつも付くような事しかしてないはずですが…。