[北京 1日 ロイター] - 中国の独立系不動産調査会社大手である中国指数研究院のデータによると、1月の国内新築住宅価格は上昇率が小幅に拡大した。北部で価格が下落する一方、東部と南部の沿岸地域の市場は引き続き堅調だった。

100都市の新築住宅価格は1月に前月比で0.37%上昇。12月の上昇率は0.25%だった。

前年同月比では3.56%上昇。12月の上昇率(3.46%)をやや上回った。

価格の伸びは南部の珠江デルタと東部の長江デルタの各都市が引き続きけん引。半面、北京・天津・河北地域の新築住宅価格は軟化した。

中国指数研究院の担当者は「一部都市では新型コロナウイルス流行による影響が深刻で、一部プロジェクトが売り出されており、そのため新築住宅価格がわずかに下落した」と述べた。

前月比ベースで新築住宅価格が上昇した都市の数は64都市。12月の79都市から減少した。価格が下落したのは34都市。12月は19都市だった。

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