JR西が「IoT設備監視システム」導入、点検省力化から鉄道ビジネス変革へ - News&Analysis
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鉄道やビルのような高価な設備を運用する企業では、IoTを活用した予兆診断など設備監視システムの導入が進んでいる。ただ、JR西のコメントにもあるように「今のシステムは検査の置き換えを目的に設計」という合理化を目的としたものが多い。
IoTで手に入った膨大なデータを分析すればサービス向上に繋がるとわかっても、そのためには再度システム改修が必要になり結局先送りになりがちだ。
IoTやAIの活用したDXでは目的の明確化が最も重要と言われる。
ここで言う「目的」とは、単に今のシステムの置き換えという目の前の目的ではなく、顧客サービス向上など企業の競争優位向上に繋がる目的であってほしい。経営トップ自身が経営者目線でDXの目標を掲げシステムの抜本的見直しに取り組むことを期待したい。