ダルビッシュ有が考える“投げ過ぎ問題”「古いことが変わるのは、僕たちの世代が指導者になってから」
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野球界はこうしてダルビッシュ選手や筒香選手など現役で影響力のある選手たちが声をあげてくれているのはすごく大きい‼︎
野球界だけの話ではなくバレー界にも通ずる話。
競技で区切らずスポーツ界全体で子供たちを守るために変わっていかねば‼︎>一種の洗脳じゃないけど、「僕は高校の時にすごく投げさせられまくって故障して、もうそのあと二度と投げられなくなっちゃったけど、感謝しているし、本当に大事な経験でした」って言う人もいるんです。人って結局自分がやっていたことを否定したくないじゃないですか。
体罰やパワハラ、過労死が世の中から消えないのがまさにこれ。暴力や暴言を受けて傷付いているはずなのに、それを認めず意味があったことだと価値をすり替えることを人間は行う。
そういうことを若い時に経験した人が人を指導する側になると同じことを下の世代に繰り返す。虐待の連鎖と同じで、どこかで止めないと永遠に暴力・暴言はなくならない。投げすぎ問題の際にいつも頭をよぎるのが、昔の金田正一さんなど毎日のように投げていたひとがなぜ20年間プロ生活を行えたのかということです。
まず投球フォームは惚れ惚れするくらい力が抜けていて、重心移動と自重だけで投げているかの如くです。
これはランディジョンソンや落合博満さん、テニスのフェデラーといった長持ち選手に共通するところでしょうか。
調べたところ、金田さんは怪我をしづらい体づくりのため、遠征に鍋を持ち込んで自炊したり自分でつくった体操やトレーニング方法も自分にあうものを編み出していたようですね。
高校時代からここまでやるのは難しいにせよ、投げ込むことで優れたフォームが身に付いていく可能性もあるため、投球数を制限することが必ずしも最善とは感じていないです。
時代に逆行する発言をあえてしてみました。
とはいえ理想としては、金田さんのような投げ方を指導できるコーチがいればいいのですが。