【レノボ社長】給料を上げたければ、給料を追うな
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3年先くらいは明確にキャリアプラン作って実現可能ではあるが、5年10年となると外部環境も自分自身も変わりすぎていて想定が非常に難しいのが実情だ。私が就活していたころはシャープが隆盛を誇っており、日立とソニーは結構落ちぶれていた。入る会社も10年15年もあると栄枯盛衰様々だ。
なお給料だけで考えた場合は、業界選び、職種選び、その先の企業選び、この3つでだいたい決まる。同じ半導体でもAMDとルネサスではそもそもの報酬水準が違う。そして大半の人は凡人=平均給与曲線上である。給料がどのように決まるのかを理解し会社を選ぶ術を学生時代に学ぶ機会が増えるといいな。
注目のコメント
国際協力関係、営業、そして経営と、しなやかにキャリアを拡大してきたレノボ・ジャパンのDavid社長のキャリア論、報酬論は学びの宝庫でした。
・ジョブディスクリプション(職務範囲)は無視して、枠をこえよ
・bandwidth (処理できる幅)を広げる
・仕事以外のプロジェクトを持とう
・Don't chase the money!
などなど。
率直で、飾りっ気のないお人柄も印象的でした。「人生、何がどう生きるかわからないので、ぜひ仕事以外の引き出しも持っておくべきだと思います。」
共感します。引き出しがたくさんあれば、人生も楽しく豊かになりますし、思いがけずそれが仕事に役立つこともあります。
私自身、若い頃に趣味でやっていたウェブ制作が今の仕事に繋がっていますし、ワインエキスパートの資格を取ったり、空手を続けているおかげで、仕事の上でのネットワークも広がりました。
いくつになっても、躊躇わずに興味のあることをやってみて、自分の引き出しの数を増やすと良いと思います。どの分野に取り組めば、コンサルとして生きていけるか、とよく質問されます。
自分が興味を持てる分野があれば、今その分野が儲かっていないとしても、これからすぐには儲かりそうになくても、取り組むべきだと思っています。
次にどんな時代が来るか、どんなテクノロジーが生まれるか、どんなリスクがあるのか、予測が難しい時代です。
流行りも数年おきに変わります。流行りに流され、翻弄されないためには、自分の中に一本軸を持ち、気持ちに従って取り組むべきだと思っています。
だからこそ、自分がやりたいこと、面白いと思うことに本業を超えて取り組むのがいいと思っています。
好きなことに一生懸命取り組んでいれば、結果は後からついてくると思います。
〉自分のやりたいことを一生懸命やっていれば、自然とお金はついてく