[ワシントン 28日 ロイター] - 米国のバイデン大統領は、イラン担当特使に外交政策に精通したロバート・マレー氏を起用することを決めた。国務省高官が明らかにした。

マレー氏は、2015年に締結されたイラン核合意の交渉に関わったほか、クリントン政権でも中東政策を担当した。

関係筋によると、ブリンケン国務長官に直属するという。

トランプ前大統領はイラン核合意から一方的に離脱し、米国とイランの関係は悪化している。対イラン政策はバイデン政権の外交政策の中でも特に重要になるとみられている。