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2020年はあらゆる産業がコロナ禍によって痛手を被った。そこからどのように、新しい展望を開いていくのか。ビジネス・テクノロジー・経済の先行きを、各業界に精通する有識者が大胆に予測する。
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この話はyoutubeでも同じで、混み合ってくるほど、ある程度知名度がある人でもなかなか発見されず、チャネル登録や再生回数が伸びないという現象があります。ですので、「そのため私は数年前から、アーティストに「著名アーティストが流れてくる前に、早くネット配信を始めたほうがいい」と発破をかけていました。」という発言はまさにその通りだと思います。
一方で、成熟期になれば最終的にはコンテンツの質が重要なフェーズになってくる。今のClubhouseはボーナスタイムという位置付け。
記事で挙げられている3つのポイントは正直、Netflixが流行り始めた頃から言われており、実際その通りに推移しています。極めて予測蓋然性が高かったというのは注目に値すると思います。
①ストリーミング市場は有名アーティストも参入し、競争が激化
②テクノロジーの進化で、レーベルとアーティストの力関係が変化
③オンラインライブがリアル並みの収益を上げられる可能性もある
アーティスト(=コンテンツ)側が力を持つことで、よりコンテンツへの投資が加速するというポジティブサイクルがうまれます。マネタイズ手法の多様化も進んでいますから、良いコンテンツが爆発的な利益を創出できるようになり、アーティスト側がどんどん新しい取り組みにチャレンジできるようになる(米津のライブとか)という流れは加速しますから、ユーザーの楽しみは増えるでしょうね。
この構造が明らかになっているからこそ、また他プラットフォームを利用した(twitterなど)の拡大エンジンが整備されてきたからこそ、Clubhhouseのように今後あらたなプラットフォームが出てきた際の拡大速度は早くなるばかりだと思います。
【この事務所やレーベルの利用と個人利用の差は何かというと、アーティスト自身が楽曲の権利を持っているかどうかです。
メジャーレーベルに所属しているアーティストは、曲の権利が制作費を負担するレーベルや事務所にあるので、個人が自由に楽曲を配信することはできません。それをするためには、彼らから「原盤権」を買い戻さなければいけないのです。】
人が音楽を「聴ける時間」には物理的な制約がある。(流しっぱなしにすれば、24時間音楽をかけることはできる、BGMとして)それでも、3分の曲は1時間に繰り返し聞いても20回しか聴けないので、1日中寝てるときもかけっぱなしにしても、240回しか聴けない。年間だと87600回/人だ。普通はよく音楽を聴く人でも大体は1時間(つまり20回/日、7000回/年)程度と思う。
Yoasobiが3億回再生だったと思うが、これまた達成するためには非常に多くの人が余暇時間などに聴いてくれないとなかなか短期での達成は難しいだろう。
Netflixやメール、SNSとも競合するわけで音楽が占める位置というのは昔ほど盤石ではない。活路を見出したライブがコロナでふさがれて、今は音楽業界は苦難だろう。
コロナが早くなくなればよいのだが。
ただ、やっぱりCDを買って大事に何度も聞いていたあの感覚や、レコードショップで選んでいたあの時間や音楽雑誌を熱心に読んでいたあの感じはストリーミングに慣れてしまうとおっくうになってしまうが大事だったと思う。
なんとなくレコメンドされた音楽はどうしても残らない気がする。
もっと能動的に聴かなきゃと思う日々。
「ストリーミング」になった場合には、それらのコストが基本的には限界ゼロコストでいけるので、その分が、全てアーティストに還元されれば本当にすばらしいです。
プラットフォームは誰のためなのか?私は、すばらしいコンテンツを生み出すアーティストのためだと思います。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
人々の、楽しみ、癒し、興味、時間を取り合う
”利用”ベースでの勝負は、
厳しい一方、多様に機会がある。