電力逼迫の影で議論が進む「非効率石炭火力」の退出
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注目のコメント
菅政権の掲げるカーボンニュートラルとバイデン政権の圧力で、エネルギーミックスも変わるでしょう。
さらに厳冬の今は不足しているが、暖冬や春秋は過剰なわけで。
高性能に変えても微々たる効果しかないので、新設を止めて、旧式をバイオマスやアンモニアの混燃で二酸化炭素排出を減らして、フェードアウトしていくのを待つのが効率的ではないかなと推測します。
>問題となるのが、「高効率の石炭火力は使い続ける」ことによる二酸化炭素(CO2)削減への影響だ。電力中央研究所社会経済研究所の永井雄宇主任研究員は「SC以下の石炭火力発電の年間発電量は約1000億㌔ワット時である。その全てをUSCで代替し、SC以下の石炭火力を早期退出させたとすれば、年間500万㌧程度のCO2が削減されることとなる。
>国立環境研究所によれば、日本で排出されるエネルギー分野のCO2発生量は18年度の実績で年間約11億㌧で、500万㌧というレベルではその効果は微々たるものと言える石炭火力。
低コストである事を活かして、産業競争力を他の低炭素化に振り向けるのも一案。CO2排出はバイオマスやアンモニア混焼とも接続して凌げはいい。
揶揄される日本の脱炭素戦略のスケープゴートとして、政権の移ろいと共に葬り去られてしまうのも一案。尻に火がつけば代替策も考えつくに違いない。
そんな感じのやりくりに、見えなくもない。論の精度の程度感はよくわからん。