新規参入行、預金残高5年で2倍 キャッシュレスも追い風
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今年は4月にLINE銀行が誕生予定で、記事にあるジャパンネット銀もPayPay銀行に生まれ変わります。5月からはふくおかフィナンシャル・グループ傘下のスマホ完結型銀行として「みんなの銀行」もサービスをスタートさせる予定になっています。フィンテックと言われて出してかなり時間が立ちますが、日本でもネット銀行をメインバンクとする人たちが増えていく可能性はあるとおもいます。
注目のコメント
まず、日本の預金は1500兆円なのでインターネット銀行が保有する26兆円は2%以下にすぎない。
またマイナス金利の日本では預金残高は増やしても収益にはならず預金に付随する送金取引件数やローンや金融商品の販売高で分析すべきだろう。不採算取引がネット専業銀行に移っているのであればメガバンクなどからしても逆に助かっている面もあるのではないか。
https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjexp.pdf個人の入出金の観点では、コンビニATMが利用できるようになったことで、大手銀行の店舗やATMの多さの優位性が消失してしまいました。
振り込みに関しては、ネット銀行の方が、手数料もユーザインタフェースも優れている傾向にあります。
また、ローン商品や投資商品に関しても金利や手数料はネット銀行がより有利な条件であることが多いです。
登場したての頃は、不安を感じていたユーザも、楽天などなじみのブランドであれば、安心して取引を行えるようになっています。
既存の金融機関は、より明確なメリットを訴求できるようにならなければ、このトレンドを止めることは難しいでしょう。超低金利状況のため一般の銀行にとって預金増加は損失増加に直結するが、新興銀行は市場調達からの切り替えや決済獲得により収益増加につながっている。
また、Paypayをテコとしたジャパンネット銀行の法人決済口座獲得が注目される。