【未来の産業】アフリカを見れば「未来の金融」が分かる
NewsPicks編集部
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アフリカの送金事業を大きく支えているのは、「アフリカに住む人たち」ではなく、ディアスポラ(アフリカ外で暮らすアフリカ人)です。
海外で暮らすディアスポラが、将来祖国でマイホームを買えるようにお金を貯めることができるサービス(同時にその貯金を運用することもできる)や、家族にお金を不本意に使われないよう用途を指定してから送金できるサービスなど、アフリカならではの課題に寄り添ったスタートアップが続出しています。
フィンテックやヘルスケア領域など、テクノロジーで国の課題を解決するアフリカのスタートアップに、今後も注目です。このレポートに登場するPaystackというフィンテックは、2020年10月に米国の決済ソリューション会社Stripeが2億ドルで買収した会社です。Stripeと同様API型の決済代行。
なぜこれだけ大きな投資をしたのかというと、2040年から2050年にかけて、アフリカは巨大なマーケットになると読んだから。先行投資とはいえ、20年後、30年先という超長期のビジョンをもっているStripeはすごい。
ちなみに2020年の超大型買収案件は、8月にクロスボーダー送金のワールドレミットが5億ドルで買収したケニアのSendwaveです。